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戦場のロマンチスト

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整備につい熱が入って寝食忘れるアムロさんに業を煮やして、駄目もとでハロをほり込んでみたら、あっさり言うこと聞いちゃったりして。
「私がいくら言っても聞いてくれないのに、ハロの言うことは聞くんですよぉ…」
と艦長に泣きつくチェーンとか、妙な電波を受信しますた。

アムロさんのハロやMSへの愛情見てると、理系な愛の傾け方だなぁ、と思います。
名前とかイメージとか物語性とかにはあまりこだわらないですよねー。
機械(メカ)はあくまで機械(メカ)として扱っているといいますか。
なんたって1stの最終回を見た時は、子供心に凄い衝撃でしたよ。「ガンダムさえも使い捨てなのか!」と。メタ的な部分は置いといて。
あくまで実利主義というか…ロマンティシズムとは無縁というか(笑)
ある意味、“それ”が在るがままの形で受け入れていると言えるかもしれない。
でもその一方で、ちゃんと彼なりの愛情の掛け方をしてると思うんですが、人によってはそれが結構冷めた愛情に見えてしまうのかも。

で、そういう人が自ら設計したνガンダムがああいう形になった、というのが色々な意味で面白いな、と。
だって、ひたすらシンプルさを追求した様な機体でありながら、片翼のフィンファンネルですよ? 意識してなくてもあまりにも象徴的すぎだろう、と。

あー、そういえば昔、酒の席でのダム談義で「アムロは理系でシャアは文系だもんよ。そりゃ相容れないべ」なんて意見があったっけなぁ。
まぁ少なくとも総帥はロマンチストだよな。うん。

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